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Channel: 富山このはな酵素風呂 麻蓬(まほう)
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わの舞はすべてに通ず。

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Twitterで発見したブログ。


「12時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。」

「形は一カ所だけ直しても意味がないんです。何かがおかしいなと思うときは、たいてい全体が
 どこか違っています。違っている場所をすべて、少しづつ修正する。それが基本です」

と言われた。
ものすごく深淵なことを言われた気になる。
何かがおかしいと思うときは、そこだけを直しても直らない。
おかしくないと思っている場所も、少しづつ歪んでいるから、全体に手をつけなくてはいけない。
仕事のプロジェクトとか、人間関係とか。
なんか全部に通じる気がしてきた。
いや、わかんないけど。もっと単純なことかもしれないけど。とにかく深いような気がしてきた。


他のところも。

ほんと、これ。

わの舞。

腕を拡げる角度、45度。
ただそこだけ直したとしても、
そこから身体、生活、心構え全体に
思い及んで直していかないと、

御柱の、土の歩みのところ、できないのです。ふらつくのです。

腕の角度、首の角度、脚の角度、、
力の抜き方、ハリをつくるところ、
腰、骨盤、頭の位置、、

そして、心。



なぜできないのだろう?とあれこれ探ってやっと二年、
ようやく、ああ、こういうことなのかも、と体の方が先につかめてきたように思います。

自分から、これはどうして?と
たえず考えていく姿勢で。

ここはどうしたらこうなれるのだろう。
どうして、どこが違うのだろう。

それは汲めど尽きぬ泉のようで、

わかった!

時は、すごい興奮です。

そうか!そうなんだ!と。

そしてそれは人間関係、自分の人生、命、すべてに影響していく。



わの舞に「さくらさくら」という舞があるのですが、
これ、私、振りをなぞれるようになるまで、2年かかっています。元ダンサーなのに。

どうしてかというと、
わの舞では、振りうつしのようなこと、
あまりしないのですね。

それより重きをおくのが、心のありかたで。

野菜やお肉って、低い温度でゆっくり熱を通すと甘く、柔らかく、慈味が引き出されて美味しくなるのですが、

わの舞の講習って、そんなところあるなぁ。

空間でもって、人間をゆっくり、ゆっくり、つくっていっている。

すぐ舞の振りを教えてしまわないで、
各自の気づきに任せる。

それが、何年ものスパンで。

同じ振りの舞を、何度も、何度も、
舞い重ねていく。

そうして、
気づきを得るチャンスは
各自に。ペース、自由。


御柱、、あゆみ、天の舞、、、

腕の上げ方の違い、
全体の雰囲気。

なぜ、あの人は同じ「君が代」舞ってても違うんだろう?

から始まって、得られる人生訓、
価値観の転換は多く。

その過程も、楽しいから。

わの舞、深い。
深いわの舞の、これはごく一部の見方です。




白菜の花ですが、天に向かって
45度~(笑)

みんな、軸をね。

それぞれがね、大地に深く根をはって、
それだから上に伸びていける、のね。

みんな、それぞれに。




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