お久しぶりです。
富山も梅雨入りしました。
ずっと更新できなかったのですが、
実は目をやられてたのですね。
先月、金沢まで高速を運転したら目の焦点がフリーズしてしまって、
そこからずっと治らなかったのです。
事務作業もハンパなかったしね。
極度の眼精疲労、ドライアイ。
目の奥はじりじり痛いわ、目が見えないわ。
イライラするし、やや軽いうつ状態にもなりました。
何年か前にやったのと同じ。
耳が聞こえない、目も見えないってのはね。
畑行っても何も見えないし。
運転はもちろんできない。
梅作業もできない。少しだけ、仕込んだけど。
なぜか富山の八尾に、テラヘルツで治す佐藤清っていう
世界的に有名な先生がおられて、
そこに毎日通ったりしてました。
で、おととい22日、陽極まる夏至の日、
岐阜の塚原遺跡公園という縄文遺跡で、かまちゃんとわの舞踊ってきたんです。
一夜明けたら、
目が楽になってました!
夏至のパワーか、わの舞のおかげか。
わの舞はテラヘルツより凄いのか??
ともあれ、こうしてブログ書けることになりました。
これは富山の埋蔵文化財センターにあるジオラマ。
なかなかいい出来なのです。
さて。
書きたいことたくさんあってどうしよう。
お相撲、もう終わりましたが、あの懸賞幕を持って土俵を歩く光景、
これはあゆみの舞じゃん!と思ったり。
奄美の海底にミステリーサークル作るフグが発見されまして、
これが今年2015年の世界の新種TOP10入りしました。
これだってもね、御柱の舞ですね。
魚だってもわの舞踊るよ、って。
アマミホシゾラフグっていう、名前も美しいフグです。よろしく。
シュタイナーも、日本が世界の中心だと言っている。
ちょっとおもしろいのが、
地球は完全な球ではなく、洋梨の形、とも言われるけどそれでもなく。
人間の顎の形、というんですね。相似形。
頭の丸いところが宇宙、そして働くエネルギーによって成される
顎の形が、地球。
で、顎のところが日本、だと。
顎の辺りで形成されるピラミッドの形の、頂点は、日本だと。
シュタイナーだけでなくて、神道の方も似たようなこと言ってて、
わの舞で、頭の上だとか、中指だとか、
手のひらを合わせてどうのこうの、とやるのですが、
まあ私が言うよりこちらのブログ見てもらった方が早い。
こちら→http://blogs.yahoo.co.jp/sakimorikeikan/64639494.html
ね。
天の舞の曲、歌えるようになりたい、とずっと半年探してて、
その過程でふっと目に入った記事。知恵袋にあったんだけど。
まんが日本昔話って、昔テレビでありましたね。
私あれ大好きだったんですけど、
オープニングのシーン。
「ぼうや~~~~ よいこだ ねんねしな」の歌、
龍に乗って男の子がでんでん太鼓を振り回す。
あの龍って、男の子のお母さんなんだって。
でもって、目が見えない。
男の子はオーソドックスに太郎って名前なんですけど、
太郎の誘導に従って空を飛んでいる。
龍って、耳が聞こえないんですが、それはちょっと横においといて。
「まんが日本昔話」の第一話が「龍の子太郎」で、
むかーし、食べ物がひもじくて、乳飲み子の太郎を抱えたお母さんは、
村の掟をやぶって滝の魚を食べたんだって。
そしたら体が龍になった。
お母さんは、おっぱいの代わりに、と
自分の片目をえぐりだしておばあさんに預ける。
太郎はお母さんの目玉をお乳がわりにしゃぶって大きくなる。
足らんことになって、おばあさんはもう一度、龍のお母さんのところに行った。
お母さんは、目が見えなくなってしまうけど、それでも太郎のためなら、と
残る最後の目をおばあさんに渡して、姿を消す。
大きくなった太郎は、母親を捜しにいく。
そして母親を見つけたんですが、
おりから村は日照り。
お母さんの住む湖を壊して水を村の田んぼに流していいか、とお母さんにお願いする。
湖の水と言ったら、お母さんの命。
それも分かってるうえで。
母親も、承諾。
そして、母親龍は湖の堤を体当たりして壊すために空を飛ぶ。
目の見えない母親の背中にまたがって、
太郎は誘導する。
そのシーンが、オープニングの、あのゆうゆうと空を飛ぶ龍と男の子。
顔が、悲壮感なんて超えたところにある。美しい。
思いがけず、知恵袋の文で泣きましたね。
ああいう顔で、生きたい、と思いました。
スーパーのレジの支払いのところでも、超然とね。
今度、わの舞でもずっと封印されていた龍神の舞、習えるんですよ。
この2人のことも思いながら、舞おうと思います。
今回、2回目だけど、目が見えない、という体験。
だからすごく、胸に迫る。
きっと、耳も聞こえない、目の見えない龍は、
私と同じように空を飛んでいたと思う。
感覚は、別のところ。
ただ静かに目が見えないのではなくて、
目の奥底をじりじりと灼熱に焼かれながら。
そこでは、現実は、遠かった。
太郎のお母さんと、少しでも似た体験ができて、嬉しい。
共感覚で描かれた楽譜。
どこにもない木
大きな木になる必要はない
どこにもない木になればいい
そうすれば遠くから君に会いにくる人がいる
華やかな木になる必要はない
しなやかな木になればいい
そうすれば強い風にも折れることはない
立派な木になる必要はない
優しい木になればいい
そうすればすべてのものとつながりあえる
谷郁男「透明人間」より
「龍の子太郎」の母親もね、太郎もね、
あの顔は、大元は「やさしさ」からきてるんだと思う。
「自己犠牲」ではなく。
7月に予定していた大西講師合宿は、残念ながら人数がもう少し
足りなかったので中止になりました。
楽しみにしてくださっていた方、ほんとうに申し訳ございません。
大西講師の講習、なかなかこちら方面では受講できないので、
また次の機会を作りたいと思います。
8月、9月、10月と
富山、金沢ではわの舞のイベント続きます。
また是非よろしくご参加ください。
8月23日(日)かまちゃん講師と高岡のお寺の道場で講習、
禅のお作法でお粥いただいた後、
北代縄文広場でフェスタに出演します。
9月17日(木)呉羽で千賀先生講習会。
10月24、25(土)(日)かまちゃん合宿 金沢で。
詳細はこちらをご覧下さい。
(全国各地スケジュール、わの舞講師全国各地スケジュール)
わの舞の、「天の舞」で使われてる曲です。
https://youtu.be/Ojl3Gcqku_Q
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目が見えないと見えてくるもの。
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