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Channel: 富山このはな酵素風呂 麻蓬(まほう)
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宇宙と舞う、ということの真意。

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先ほどブログを上げましたが急におりてきましたので、このまま寝ないで稿を改めます。私がいつ死んでもいいように。明日は分からないから。


先のブログの最後に、お互い触れあわないで動かすワークのことを書きました。

もしできることなら、自分で左手を動かしてみてください。もし可能なら、先ほどのそのワークをどなたかと試みてください。

ただ自分の思うままに動かすのは、それは「自我」で動かしている。

何も、宇宙や空間と調和していない。雑な動き、とも言う。

それを、魂から動かす。

本当に、こころから。

自分の今まできた道、祖先、宇宙、おのおのの、深いところから、動かしてください。

嬉しいきもち、感謝のこころ……。

試しに、テーブルでも床でもいいので、そっと置いてみてください。いくらかでも違うことが分かりますでしょうか。

ワアワア言う同僚に、うん、うん、と合わせるのが空間に調和しているのではありません。

自分は自分の中の自分と、宇宙とに叶って、在る。そのことを自覚して目や、顔や、もっと言うなら睫毛、細やかに、在ってください。

自ずと動きは、相手を鎮もらせるものになります。

あなたがそっと静かにテーブルに掌を置き、そっと湯飲みなりコップなりをおろすなら、その同僚の方も鎮まりましょう。

それが、

舞う

ということです。

宇宙と舞う、ということです。

空間と調和した生き方です。 

宇宙に叶った動きかたです。




店員さんの粗っぽい動きのお店に入ると、居心地の悪さを感じられると思います。

お茶室での茶道を経験された方なら分かりやすいと思いますが、

本当は、体のかたち、輪郭、全部、空間のもの。

だから自分がこうして、というのはない。

則って動く。

無数の糸が空間と自分のからだに、
内面に、
張り巡らされて
吊るされているのです。

足元も。床表面で終わりでなく、
もっと下から。

地球の中心でも、なかった、
もっと奥が、実はある。
底知れぬ、豊かな、あたたかい、
無数の。
土の中の菌のことでもなく。

どう言えばいいのか。

底知れぬ恐ろしさではない、
あたたかなところから、
下から吊るされている。

地球の言葉ではそう言うしかない。


ここの筋肉をこう動かして、ではなく。

まず宇宙と己を同期、シンクロさせることまずありき。

動きの形はどうでもよいのでした。

いくらでも。もし、相手がうつむいていたら、あなたもうつむく、それでよかった。無理して上を向かなくても、その人に必要なのはうつむく、というアクションである。

そのうつむくのも、ただぽん、と首を置くのではなく、
魂から、意識する。

すると、相手に作用する。


そのお互いの気配で動くワーク、多分もしかしたら気功辺りから取られたものかもしれません。

これであれば一人舞もできる、二人舞もできる。三人、四人と数を増やしていけましょう。

その場でその時だけ、はい、舞いました、というのはただ動作しただけにすぎない。舞って「みせた」に過ぎない。違う。形だけで、魂が入っていない。

まず、振舞い。普段の挙動から。もっと言うなら、

振舞いが「舞」になる。

漢字も、そう、そのまま「舞」が入ってますね。今書いてみて気がつきました。

そうしたなら、目が見えない人でも。

足が不自由でも、脳梗塞の人でも、

腕がいびつであろうが、

舞える、どんなにか、

「舞っている」ことになる。

それが「宇宙と舞う」の真意です。


僕が言いたかったのは、それだ。

今までの人生、これを体得するために全部用意されていた。

すべての文章一つに100もの由来がある。一文一句にサンクス、感謝を捧げたい。

この得たことをもって広めよう、立ち上げよう、とは思わない。
20年後に伝わるのでもいい。

とにかく、人間の頭では計り知れない、時間と魂の体験の積み重ねが必要なことだから。

ただ、一人、庭を手入れする。手入れした庭は清々しくて、私を護ってくださる。ここに蝶も来る、小さな子どももくる。

ここを中心として聖なる宇宙が広がっていく。老夫婦が鋳なくなった空き家の前も手入れしたり。少しずつ、愛が循環して広がっていく。この数日のダイナミックな愛の展開に、こちらまでワクワクするのだ。

浄福。

尼寺のように、修道院のように、淡々とここで己と庭の手入れをする。

宇宙と本当にシンクロできているなら、これで必要充分です。



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